2012年4月1日日曜日

被害者を繋ぐ、青い空と海


ブルーリボンバッジ
ご存知ですか?このバッジ。
そして、このバッジに込められた、たくさんの日本人の強い思いを。

このブルーリボンは、ブルーリボン運動という運動の象徴です。

では、ブルーリボン運動とは何か?


現在日本には、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による拉致被害者の遺族がいます。
いわゆる拉致問題ですね。

これを解決・・・つまり拉致被害者を救出しようというのが、ブルーリボン運動。


どうやって?
今でこそ拉致問題というのはよく知られたことですが、昔はそうではありませんでした。

例えば社民党なんかは「拉致問題など存在しない」と言っていました。

この運動によって拉致の事実を広め、国際的な問題にすることで解決の糸口を開こうとしていたのです。


そして最初に戻ります。
このリボンに込められた、思いとは・・?


このリボンの色、すなわち青は「空と海」の色に由来します。


距離的には近い・・・けれど国交がなく、簡単に行き来のできない遠い国の北朝鮮。
そんな2つの国に隔てられた拉致被害者と拉致被害者の遺族・・・。
その両者を繋ぐのは、全ての人の上に存在し続ける空と、遠く続く海。

きっと両者は空と海を見て、再開を望んでいるのではないだろうか・・


という意味で、このリボンの色は青なのです。



このリボンは拉致問題に関心のある国会議員が付けていることで、少しばかり有名です。
小泉首相が金正日氏と対談した時に このブルーリボンを付けていたということで話題になったこともありました。

また、皆さんの記憶に新しいかと思われる麻生首相。
彼は国会議員として何かの場に臨む時、その全てのときにおいてこのリボンを付けています。
左胸にある青いバッジが見えますか?


今度からは皆さん、国会議員のスーツに注目してください。

0 コメント:

コメントを投稿